旧秋月街道散策4(加用地区2)

2014年08月18日

桜橋から紫川の東岸を進んだ旧秋月街道は加用
の集落で東谷川に架かる加用橋を渡って西岸側
に出ます。街道は橋を渡って左折して進みます
。100mほど進むと左側に加用の公民館があ
りますがその手前に山川某氏の切腹岩といわれ
る史跡があります。公民館の横の緩い勾配の坂
を進むと加用地区も終わり、西丸山の麓に出て
ここからは高津尾の集落になります。加用と
高津尾の集落の境の西丸山はかつて西村砕石の
採石場でしたが30年ほど前に操業を止めて
います。以前は岩肌がむき出しでしたが今は
植物が一面に茂っています。中腹には山桜も
あり春には目を楽しませてくれます。


加用橋です。旧秋月街道は東岸(左側)から西岸側(右側)に渡ってすぐを左折して
街道は進みます。


西側の旧街道です。護岸工事とともに道路も少し拡張されました。この道は市道のはず
なのでどうせなら昔の街道の雰囲気を残して欲しかったです。正面の小さな茂みが史跡
です。



山川某氏の切腹岩です。

 

切腹岩の隣に加用地区の公民館(集会場があります。右の道が旧街道です。
この辺りは古い昔の道幅で残っています。


加用の公民館を過ぎると右手の西丸山の山すそを進みます。
正面が加用と高津尾の境になります。



まっすぐ進むと旧街道で右折すると高津尾の集落へ至ります、昔は」この辺りは湿田で川も良く氾濫したそうです。
旧街道はここを右折して高津尾の集落を通ったという説もありますが、三谷昔語りでは直進説をとっています。



加用と高津尾の境にある西の丸山です。40年くらい前まで採石場でした。今は山肌も緑に覆われています。