ビワの種

2014年07月12日

品種改良されたビワの実は梅雨時の果実としておいしい
ですが我が家にあるものは何十年も前からある実生から
成長した野生種で種ばかり大きくて果肉が少ないため長
い間ほったらかしにされて何度も伐採の話が出ていまし
た。たまたま隣家との境にありあまり邪魔にならなかっ
たので何となく残っていました。
最近和ハーブや薬草に関心と興味を持つようになってか
ら調べるとビワは昔から薬効の高い薬草でした。葉を
蒸したものはシップとしてよく効くそうですし、乾燥
させた葉で入れたお茶は夏バテによく効くそうです。
種は薄い茶色の皮の下に白い部分があります。ちょうど
シイの実のようです。よく乾燥させて粉に挽いても良い
のですが面倒なので椎の実のように火で炙ってみました。
表面の薄皮に焦げ目が入るくらいに炙ります。出来上がっ
たものは薄皮をはいで中の白い実を食べます。茶色の薄皮
は渋いので食べません。白い実は淡白で香ばしいのですが
ビワの実の味がほのかにします。味はおいしいというほど
ではありませんが栃の実のように渋くて食べられないとい
う事もありません。体にいいそうなのですが長く続けて食
すにはもう少し工夫がいりそうです。





  

Posted by メドウおじさん at 20:48Comments(2)和ハーブ