旧小倉鉄道母原停留所跡探索

2014年03月07日

日田彦山線前身の旧小倉鉄道には今もある志井、石原町
呼野のほかに母原、木下、下呼野(小森)の停留所があ
ったそうです。木下停留所は先日その遺構を確認できま
したが残る、母原と下呼野は未確認です。母原について
はそれらしきものがあったのでまだ未確認ですがここで
中間の報告ということで書かせていただきます。
私が調べたところでは3つの停留所は正式な駅以外の無
人の簡易ホームだったようです。母原停留所は石原町か
ら志井方面へ約1km手前で「野口踏み切り」の近くに
あったそうですが現在では「野口踏み切り」自体があり
ません。航空写真などでみたところ母原というより新道
寺に近いところに踏切があります。早速現地に行って
確認してみました。



航空写真に写っていた踏切です。駅や停留所は
だいたい踏み切りのすぐ近くにあります。


踏み切りの名前は桑木田です。野口の踏み切り
と名前は違いますが田舎では地名など通称
で呼ぶことがあるのでこの場所の可能性は
あると思っています。


踏み切りの横にはちょうどホームくらいの盛り土の
跡があります。この場所が停留所の可能性がある
と思っています。


盛り土の一部にはコンクリートの構造物の一部が
見えます。

この場所が母原停留所かどうかはもう少し検証
の必要があります。
  

Posted by メドウおじさん at 20:52Comments(0)勝手に近代化遺産