緑茶作りました

2013年05月23日

私たち日本人にとって緑茶はあまりにも身近な飲み物
で緑茶がハーブという感覚はほとんどありませんが立
派なハーブです。
緑茶は鎌倉時代に禅とともに日本にもたらせられたと
言われています。禅の開祖の栄西禅師が中国より種を
持ち帰ったと言われています。博多の香椎宮奥まった
ところのお寺に今もその株の子孫と言われる茶の木の
古木が残っています。
お茶は元々薬として飲まれ三国志の頃の中国では大変
貴重なものでした。(三国志に劉備玄徳が病弱な母親の
ために家宝の剣とお茶を交換したところ母親がたいへ
ん嘆いたという話が残っています。)
我が家にも今の家が建つずっと以前から茶の木が何本か
残っていました。昔はお茶は自家用にするため茶の木を
庭や畑の隅に植えて家庭で製茶していたそうです。
我が家の茶の木もそのようなものの生き残りかもしれ
ません。一番茶からは随分と日が経ったので番茶に近い
かもしれませんが簡単製茶を行ってみました。

茶の木です。ボーダー替わりに植えています。
茶の木は晩秋に山茶花のような花を咲かせ
椿の実を小さくしたような種をつけます。取り
撒きすると簡単に実生発芽します。


もう結構葉が大きくなってしまいましたが番茶なら
十分に作れます。


軽く水洗いした葉を電子レンジで2分チンします。
荒熱が取れたらまな板の上でよくもんでアクを
絞り出します。


2回目からは1分間チンして揉むという作業を5、6回繰り返し
カラカラになったら出来上がりです。

入れ方は普通のお茶と同じです。少し時間をおいて
(3分間)抽出したほうがよく出ます。
今回の味は、普通の番茶でした。

  
タグ :緑茶


Posted by メドウおじさん at 20:06Comments(4)和ハーブ