石原町駅構内

2013年01月23日

JR石原町駅は東谷の中心駅で平尾台のセメント鉱山が
最盛期の昭和30年代後半から40年代前半は九州で一、
二の貨物取扱量を誇る駅でした。その駅舎の歴史も古く
門司港駅に次ぐ古さで、外観は改修されていますが骨組
みや内装には開業当時の面影も残っています。
そのような駅構内の小倉よりの端に踏切詰所が残って
います。
小学生の頃の記憶ですがこの詰所に駅員さんがいて貨物
列車の退避誘導のポイント切り替えなどしていたように思
います。残されている銘板を見ると昭和31年となっている
ので私が1歳の頃から残っている計算になります。
名もない施設ではありますがわたし的には十分な鉄道遺産
です。取り壊されることのないように祈っています。

駅構内の踏切詰所跡です


ドアの上に小さな銘板が貼ってあります。
昭和31年製のようです。


構内には立派な桜の並木が残されています。

春の桜の開花時季は見事の一言です



  


Posted by メドウおじさん at 20:36Comments(0)勝手に近代化遺産