グランドカバー、その後

2012年09月18日

園芸好きの方にとって頭の痛い問題のひとつが夏雑草
対策があるかと思います。我が家も例外でなく頭が痛い
です。抜いても抜いてもすぐに草だらけ、山野草を多く
植えていますがいわゆる雑草に埋もれて負けそうにな
ります。そこで春から実験的に庭の一部はグランド
カバー植物として伸び放題にしてみました。とは言う
ものの半分本音は草取りを軽減させたいということが
あります。今回は春先からヒメイワダレソウ、ムラサ
キサギゴケ、コブナグサを試しました。結果論ですが
ムラサキサギゴケとコブナグサは思った以上の出来で
した。ヒメイワダレソウはグランドカバーとして有名
ですが何故か我が家では成長が今一でした。
ムラサキサギゴケは春は青紫の花でじゅうたんになり
夏は葉で緑のじゅうたんが出来ました。常緑で冬も
緑が残ります。刈り込みも必要なく本当に便利です。
コブナグサもよく成長しますが
ある程度成長すると茎が立ち上がりますのでちょうど
梅雨明けに一度刈り込んでおくと夏中緑のじゅうたんが
維持できます。
難点は一年草で冬に完全に枯れ死してしまうことです。
こぼれ種が良く増えてくれるので絶えることはまずあ
りません。根張りも弱いので抜くのも簡単です。
逆にグランドカバーに向かないのはドクダミとスギナ
があります。どちらも優秀な薬草ですが地植えにすると
際限なくランナーが広がり、管理が不能になります。
また、これらが群生すると何故か他の植物が消えてし
まうようです。 

春先に4,5株移植したムラサキサギゴケです。
環境があったのか一気に増えました

コブナグサです、一年草で春から
秋まで緑のじゅうたんを作ってくれます
  


Posted by メドウおじさん at 19:25Comments(6)庭作り