大清水神社(オオショウズ神社)

2011年12月10日

大清水と書いてオオショウズと読みます。この神社は市丸の
平尾台の麓で小倉鉱業所の隣にあります。境内では今も365日
こんこんと泉が湧き出ています。神社の縁起に寄りますと歴史は
大変古く昔は官社で毎年大宰府から幣を賜っていたそうです。
山の急斜面に神社は作られており下のほうの石垣の石組みは
立派なもので中世の山城の石垣のようです。
この近辺にはここ以外にも湧き水の出るところが数箇所あり
住民の方の生活水の一部として今も使われています。泉からの
用水路にはミズゴケが生えており水質のよさを物語っています。
(水質はよさそうですが隣が工場でもあり飲用は控えたほうが
よさそうです。)






大清水神社の湧水です。



  
タグ :大清水神社


Posted by メドウおじさん at 14:00Comments(0)東谷(北九州)の紹介三谷昔語り

落葉

2011年12月09日

師走になり紅葉も盛りを過ぎて落葉のシーズンです。
遠目で見ると山の木々はまだ黄色や赤が目に入りますがこれから
寒波が来るとあっという間に茶色になって散っていきます。
草花は大部分がお休みになりますが一部水仙などは今からが
旬です。花木はそろそろ山茶花がおしまいですが間もなく
ロウバイやマンサクの黄色い新春の花が咲き始めます。



東谷の山並みです



高速の側道の櫨がまっかでした。





落葉寸前の紅葉です。
  
タグ :落葉


Posted by メドウおじさん at 16:00Comments(0)季節の花

呼野跨線橋

2011年12月08日

JR金辺トンネルの呼野側手前に煉瓦作りのアーチ型の跨線橋
があります。明治30年代の後半に完成したものです。
ここの跨線橋は水路が併設されていて昔路ローマの水道橋の
ようです。アーチ型の橋の全景を撮影するには線路脇へ降り
なければいけないのですが、鉄製の階段が腐食していて大変
危険なのでお勧めできません。この辺り一帯も私の中では
立派な近代化遺産です。


煉瓦積みのアーチ型跨線橋です。こうしてみても美しいです。
正面に見えるのは金辺トンネルの呼野側手前の丸山トンネルです。



跨線橋の上部です。道路と水路が併設されています。



上の写真を反対側から撮ったものです。

  
タグ :呼野跨線橋


Posted by メドウおじさん at 17:35Comments(0)勝手に近代化遺産

梨本橋

2011年12月07日

梨本橋は旧国道322号線の平尾代入り口から登山道へ向かい
東谷川を渡る橋です。古いコンクりせいの橋で昭和18年に
架けられています。昭和18年といえば太平洋戦争の真っ最中で
そんな時代に東谷村(当時)にりっぱなコンクリ製の橋が架けられた
ことに違和感を感じていたのですが、良く考えると平尾台は当時
陸軍の実弾演習場でたぶん、そのための物資の輸送のために頑丈な
橋が架けられたのだと思います。70年近くたった今でも現役で
活躍しています。東谷川の橋は大部分、戦後の20年代から30
年代の前半に建てられた所が多いのですが多くは洪水で流されたり
老朽化で架けなおされています。石原町のホタル橋も橋桁は昭和
26年製の古いものでしたが今架け替え工事がはじまっています。
そう考えると梨本橋の古さと頑丈さは特筆ものです。







昭和十八年と読めます。



欄干のデザインもシンプルで良いと思います。
  
タグ :梨本橋


Posted by メドウおじさん at 20:07Comments(0)勝手に近代化遺産

新たな庭造り

2011年12月06日

昨年山野草の植え込みをしたので今年は今まで畑だったところに
洋種宿根草を中心にした新たな庭を作ろうと思います。広さは約
60平米で宿根草とハーブとバラとベリーの4コーナーからなる庭を
予定しています。センターにサークルを作りオリーブをメインツリー
に考えています。仕事の合い間に造るので完成まで1年かかりそうです。
1コーナーずつじっくりと作っていきます。まずは宿根草のコーナーで
クリスマスローズを中心に植え込んで行く予定です。春になるとクリスマス
ローズの間から小球根が顔を覗かせるそんな感じで行きたいと思います。



この場所に新しい庭を作っていきます。



 

畑から出た石でベッドの石組みを作っています。
  

Posted by メドウおじさん at 17:55Comments(0)庭作り

JR金辺トンネル

2011年12月05日

小倉南区と田川の香春町の境にあるのが金辺峠です。
この峠は分水嶺になっていて小倉方向には紫川につながる
東谷川が、田川方面には遠賀川につながる金辺川の源流
になっています。この金辺峠を貫くのがJRの金辺トン
ネルです。このトンネルは相当古くて明治30年代後半に
日田彦山線の前身の金辺鉄道が田川の石炭輸送のために
トンネル工事にかかりましたが大変な難工事で中断して
いました。その後金辺鉄道を引き継いだ小倉鉄道により
工事が再開され、大変な難工事の末に大正4年にやっと
完成しました。将来の複線化も視野に入れたりっぱなもの
で石積みとレンガ造りのものです。
また、このトンネルの呼野側の入り口にはローマの水道橋
のようなアーチ型の跨線橋があります。こちらはまた次の
機会に。


JR金辺トンネルです。1000m以上あります。



一つ呼野側の手前にある丸山トンネルです。こちらは200m弱と短いものです。



金辺トンネルの扁額ですが古くて読めません。



最寄のバス停はかぐめ吉越えです。
  


Posted by メドウおじさん at 18:09Comments(0)勝手に近代化遺産

季節外れのスミレ

2011年12月04日

スミレといえば春の代表的な野草の一つです。園芸植物でよく使われる
ヴィオラやパンジーもスミレの親戚です。そのスミレがなぜか今年は
秋にもたくさん開花しました。今までも1輪、2輪が咲くことはあっても
今年のように大量に咲くのは初めてです。それも特定の種類だけではなく
我が家の庭で生育している全種類で秋に花が咲きました。
スミレは大好きな花なので大歓迎ではありますが、こんなに咲いて来春は
花が咲くのかと少し心配になるくらいです。



スミレの紫が特別に濃い「明神タイプ」です。



茜スミレです。


白花のヒゴスミレです。
  


Posted by メドウおじさん at 17:16Comments(0)季節の花

市丸湧水群

2011年12月03日

市丸の平尾台の麓にはいくつか湧水が湧き出ています。
大清水、小清水、白谷の3箇所です。
この中で最も湧出量が多いのが大清水です。ここには
大清水神社があり古くからの氏神様です。
またここの隣は小倉鉱業所の鉱山があり北九州市では
自然環境と産業の共存を図るために定期的に湧水量の
調査を定期的に行っています。小清水は大清水の北側
(下流)の民家の敷地から湧いていて生活用水で使わ
れています。もう一箇所白谷の湧水があるのですが
ここはまだ場所を確認しています。他にもお糸池や
井手浦の立花川源流にも湧水があります。



大清水神社の湧水です



小清水の湧水です。
  
タグ :市丸湧水群


Posted by メドウおじさん at 18:51Comments(0)東谷(北九州)の紹介三谷昔語り

初冬の庭

2011年12月02日

12月になって急に寒くなってきました。東谷地区の山は
カシや椎など常緑樹が多いので山一面の紅葉というわけには
さすがにいきませんが、それでもところどころ雑木の紅葉が
進んで天気の良い日には目を楽しませてくれます。
我が家の庭も紅葉が進んで赤い葉や黄色い葉が目立つように
なりました。花も種類が少なくなりましたががんばって咲い
ているものもあります。山野草などは種を収穫したら来年に
備えて刈り込みがはじまります。














  
タグ :庭の花


Posted by メドウおじさん at 16:54Comments(0)季節の花

東谷歴史資料館

2011年12月01日

東谷歴史資料館は東谷興農会館の敷地の中にあります。
古いわらぶき屋根の農家を移築して作られています。
中には古い時代の農機具や生活用具を集めて展示して
いるそうです。この日は閉館していて内部は見ること
が出来ませんでした。外に中に入りきれない農具や
消防団の古い消防車が置かれています。東谷地域は
全域が宅地調整地域でまだまだ田畑が多いところですが
収納される方は高齢化とともに年々少なくなっていって
います。納屋や蔵の古い道具もどんどんなくなり今は
資料館は地域の歴史を物語る貴重な財産です。






歴史資料館の全景です。古民家を移築して作られました。


昔の農機具です



消防団のポンプ車です



  


Posted by メドウおじさん at 17:41Comments(0)東谷(北九州)の紹介三谷昔語り