和ハーブについて

2011年12月30日

和ハーブというとあまり聞き覚えがないかもしれませんが
西洋ハーブに対して日本在来の薬草や山菜などの野草です。
中にはセンブリやゲンノショウコ、十薬(ドクダミ)など日本
薬局方指定されたれっきとした薬扱いのものもあります。これらは
勝手に販売したり、処方したりすると薬事法いはんになるので
注意する必要があります。ただしいずれも古来より民間薬として
生活の中で使われており個人が自分用に自己責任で使うのは大目
に見てもらいたいです。
和ハーブはほかにもたくさんあり和ハーブ協会というところが
啓蒙やコーディネーター育成などされています。
和ハーブは元々生活の身近に存在した植物ですが最近は中々お目に
かかれないものが増えました。センブリなどほとんど見ることが出来ません。
ゲンノショウコでさえ東谷でもちょっと本気で探さないと見かけることが
少なくなりました。いわゆる雑草として目の敵にするのではなく
大事に付き合って行きたいものがいくつもあります。




漢方に使われるトウキです。


フジバカマです。ドライにするとよい香りがします。


アオミズです。ウワバミソウの仲間でおいしい山菜です。



ゲンノショウコとイヌタデの群落です。
  
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Posted by メドウおじさん at 17:29Comments(0)ハーブ