庭の雑草対策①

2011年12月27日

ガーデニングする上で厄介な問題の一つに雑草対策があります。
初夏から梅雨にかけては一週間で10cmも伸び素敵なガーデンも
あっという間に草茫々ということが多々あります。
そんなガーデナーの悩みの種の雑草ですが対策としては①徹底的に
抜き取る。②除草剤を使う③雑草が増えないようにコントロールする。
の三つが基本技ですが①は労力がかかりすぎます。②は健康への害が
気になります。そこで③ということになります。コントロールという
のは生やさない、成長させない、殖やさないということです。
雑草と呼ばれる植物は、他のものより、発芽力が強く成長の早いものが
多いです。特に新たに耕した新しい庭などでは用土で眠っていた種が
一度に芽吹き雑草が一気に増える事になります。また発芽や成長には
光が重要な要因ですから、光をさえぎるようにマルチング(覆い)を
すると効果的です。畑では黒いビニールで畝をマルチングしているのを
よく見かけますが庭ではビニールでは興ざめですから、良く完熟した
堆肥で2センチぐらい用土を覆うと見た目もいいですし用土にもいいです。
雑草の種は光が当たらないので発芽しにくくなります。
以下はまた次の機会でお話します。


代表的な雑草のハコベです。根は細く抜きやすいのですが良く発芽し
あっという間にはびこります。雑草としては困り者ですが春の新芽は
山菜としておひたしで食べれます。

 


こちらはイネ科のスズメのカタビラです。稲刈り跡の冬の田圃を
一面グリーンにしてきれいですがこれも庭に入ると大変です。
いっそ芝生代わりに短く刈り込むのも手かもしれません


 

外来種のコセンダングサです。花が咲く前に抜かないと草取り
のつもりが、種まきになります。
  

Posted by メドウおじさん at 18:07Comments(2)庭作り