円形分水

2011年11月28日

円形分水は農業用水を公平に分配するためのノy行用水施設でサイフォン
の原理を応用しています。これが出来たことで昔から多々問題であった
水争いが随分軽減されました。最近はその円形分水に機能美を愛でて
全国に多くのファンをもつ一寸したブームになっています。確か以前に
NHKの熱中人にも取り上げられた記憶があります。主に昭和の初期から
戦争前にかけて作られたところが多いようですがその効率的な分水機能
で現在でも新しく作られているところもあるようです。
そんな円形分水ですが関東や信州が多いですが最近紫川中流の桜橋の近く
で見つけました。国道322号線の真ん中に半地下式で作られているため
今まで気がつきませんでした。全国の円形分水のデータベースにも乗っておらず
新しい発見かもしれません。特に福岡県には記載が少なく珍しいものかも
知れません。



取水口です。



分水口です。二つに分水されています。
  

Posted by メドウおじさん at 17:47Comments(0)勝手に近代化遺産